突如現れた化け物「ショウジョウ」に、世界は蹂躙されていた。
凶暴な力で人に牙をむき、少しでもショウジョウに傷つけられた者は、あるウイルスに感染し同じショウジョウとして蘇ってしまう。
人々は「空中都市」を作り、「ガルド」と呼ばれる討伐部隊を組織してショウジョウに対抗していた。
そんな中、死をまったく恐れることもなくショウジョウの群れに突入し、「黒刀」によって殲滅する、一人の若者が現れる。
南七雄——通称ブラックガルド。彼はなぜ死を望んでいるのか。
戦慄と哀切が渦巻く、ダーク《バトル》ファンタジー、開幕!
1987年6月生まれ。小食で甘いものがやや苦手。『デビルズライン』(全14巻)が初連載。その後『ブラックガルド』(全5巻)を経て、現在は月刊「モーニング・ツー」にて『デビルズラインⅡ[逆襲]』を連載中。