婚約を解消したばかりの図書館司書・眞と、庭師を引退したばかりの誠二郎。
“終わったばかり”の二人が交流を重ねるうちに、それぞれの日々に新たな光が灯っていく。
草花の命、読書の喜び、本当の痛み、自分の中に光る星。
数々の光を掴みながら、二人は新しい人生を歩み始める。
30歳の図書館司書と70歳の庭師が紡ぐ、新たな日々の物語。
これまでの作品に、朝ごはん食堂を舞台に描いた人間ドラマ『あさめしまえ』(講談社「BE LOVE」連載)、文楽の世界に人生を懸ける少年たちを描いた『火色の文楽』(コアミックス「月刊コミックゼノン」連載)などがある。『銀河のカーテンコール』 で「モーニング・ツー」初登場。