夫・五代敦史。妻・五代紗綾。結婚10年目。
自分たちは仲良く一人娘を育てる「いい夫婦」と思っていた夫が、ある日突然妻に別れを告げられた。
夫にとっては思いがけぬ宣告だけど、妻にとってはこれまで積み重なった不満や不信の爆発だった。
妻の本音、夫の言い分。毎日一緒にいるのに、どうしてこんなにすれ違ってしまうのか──。
紙+電子累計210万部突破した大人気『1122』のスピンオフ!
もう一つの「夫婦」の葛藤と再構築の物語。
漫画家。北海道生まれ。2004年、「YOUNG YOU COLORS」(集英社)にて『透明少女』でデビュー。
以後、女性誌を中心に活躍。繊細で鋭い心理描写と絶妙なユーモア、透明感あふれる絵柄で、多くの読者の支持を集める。
2009年、『ラウンダバウト』(集英社)が第13回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品に選ばれる。
2020年に完結した『1122(いいふうふ)』(講談社)は、夫婦とは何かを問いかける話題作として人気を集め紙+電子累計210万部を突破、2024年にPrime Videoにて実写ドラマ化された。
その他の著書に『恋じゃねえから』 『にこたま』(講談社)、『東京膜』『ボーダー』(集英社)、『変身ものがたり』(秋田書店)、『昨夜のカレー、明日のパン』(原作 木皿泉/幻冬舎)、『おふろどうぞ』(太田出版)などがある。