その音が聞こえる限り、俺は大事なものを失った時の身をよじるような後悔ととことん向き合い続け、それでも前に歩んでいく。
ゾンビと人間の境界線を描く、ポスト・パンデミック物語。
第90回フラワーズコミックオーディションで金の花賞を受賞した「最適な異性となる要因の主観的考察」が2017年「増刊フラワーズ」秋号に掲載されデビュー。 著書に『窓辺の春 ~鯖ななこ傑作よみきり集~』『雨、こんこんと、綿帽子』『さようなら、ふわふわ 猫をさがして』(いずれも小学館)がある。