【4/25放送開始直前】 阿部寛、長澤まさみ、キンプリ髙橋海人、南沙良、平手友梨奈、加藤清史郎ら勢ぞろい! TBS系日曜劇場『ドラゴン桜』制作発表に潜入
21/04/15
先日、華麗なる大団円で完結した三田紀房『ドラゴン桜2』を原作に迎えたドラマ、TBS系日曜劇場『ドラゴン桜』が、いよいよ来週4月25日(日)からスタートとなります!
放送開始に先駆けて、阿部寛さん、長澤まさみさん、髙橋海人さん(King & Prince)、南沙良さん、平手友梨奈さん、加藤清史郎さん、鈴鹿央士さん、志田彩良さん、細田佳央太さん、そして及川光博さんという超豪華出演陣が登壇した制作発表への参加が叶いましたので、その模様をお届けいたします!
TBS・篠原梨菜アナウンサーの司会で始まった制作発表。16年ぶりに再度主演として桜木建二を演じる阿部寛さんが、撮影の様子と意気込みを語ります。
「今回は冒頭からアクションがあったり、前回にはないような展開から始まっているので、最初の1ヵ月は体力勝負というか、この年齢で体痛めてやってきたんですけど、ここから長澤さんも参加して授業や学校の話が始まっていくので、ワクワクしています。勉強法も今はスマホや便利なものがたくさんあって、16年前のものと違ってくるので、今の時代に合った最前線の勉強法などいろいろなものも駆使して、原作を超えるようなドラマを目指していきたいと思っています」(阿部)
自身も東大出身で、小学校低学年の時に前作のドラマ『ドラゴン桜』を観て「勉強するのは格好いいものだと思った」と語る篠原アナに、阿部さんが応じます。
「前作を見た方々から、ドラマを観て子供がいい大学に入ったと言っていただいたことがありました。それほどドラマは影響があったんだなと思って、それがなにより嬉しいです。(今作の桜木建二は)昔と変わらずクールで、自分の利益を考えつつも人生のコーチとして、最先端のコースを子供たちに説いていく。それは学生だけでなく大人の方が観ても参考になる部分がたくさんあるので、そこの部分は変えないでやっていきたいと思っています」(阿部)
そして、同じく16年ぶりに、水野直美という同じ役を演じる長澤まさみさん。受験生から、時を経て桜木と同じ弁護士となった水野が見た、桜木というキャラクターのすごさを語ってくれました。
「水野がこれからやろうとしていることは、桜木先生に対する恩返しなんだと思います。(水野は桜木とともに)生徒たちの頑張りを見届ける側になるので、その責任は重大ですが、台本を読んでいると、桜木先生の言う言葉に水野自身も鼓舞されている。やはり桜木先生という(キャラクターの)存在は大きくて、唯一無二なんだと感じてます」(長澤)
原作にはないオリジナルキャラクター、瀬戸輝を演じる髙橋海人さん(King & Prince)は、実家のラーメン屋を手伝う生徒という役の役作りのために始めた習慣を教えてくれました。
「(瀬戸輝は)これまで演じた役のなかで一番男らしくて無骨な人間で、素の僕と違うところがいっぱいあって悪戦苦闘してるんですけど、日々勉強だと思って頑張っています。姉の(切り盛りする)ラーメン屋を手伝っているという役なので、役作りでラーメンを2日に一度くらいは食べていて、そのあたりも役に立ってきたらいいなと思っています。実際、僕にも姉がいるので、(演技でも)自分と姉との絆を生かせたらなと思っています」(髙橋)
ドラマ『ドラゴン桜』への出演が決まった時は、「キンプリ」メンバーも我が事のように喜んでくれたそうです。
「マネージャーさんから、海人が『ドラゴン桜』決まったよって報告をされた時、(メンバーのみんなが)飛び上がって喜んでくれました。それから、岸君は会うたびに『阿部寛さん、どうだった?』とか聞いてきます。(僕は)『想像してるより大きかったよ』『(僕は)ビビりながら頑張っているよ』っていう話をしてます。King & Princeのみんなの期待もかかっているので、背負って頑張っていきたいと思っています」(髙橋)
続いて、「頑張れる人になりたい」と東大専科の門をたたく早瀬菜緒を演じる南沙良さん。悪戦苦闘しながら演技をしているそうです。
「私はもともとテンションが高いほうでもないですし、明るい学生生活を経験していたわけでもないので、危惧する部分はあるんですけど、自分の中の一番明るい部分を引き出してお芝居をしています。(演技は)探りながらやっていて、どれが正解なのかわからないんですけど、ふだん(の生活で)テンションが上がる場面がなかなかないので、『あ、いま上がったな』という瞬間を見つけながら、それを生かせればいいなと思っています」(南)
バドミントンに打ち込む生徒・岩崎楓を演じて、「楓という女の子はすごく真っすぐで我慢強い女の子だなって思います」と語る平手友梨奈さん。バドミントンの演技は、オリンピック出場経験もある選手から直接レッスンを受けているようで、「ハードだったり、大変だったり」するそうですが、バドミントンの様子を見た教頭・高原浩之役の及川光博さんが平手さんの運動神経を絶賛、「身体が(動くのを)面倒くさがってない」と評する場面もありました。
最後に、優秀な弟と比べられることで自信を喪失しつづけている生徒、天野晃一郎を演じる加藤清史郎さんのコメントをお届けします。
「天野晃一郎は優秀な弟を持ったことで、自分に自信が持てないでいる生徒なんですけど、演じているうちに、これは兄弟でなくても当てはまることかなと思いました。友人だったり同僚だったり、恋人関係でもそうですけど、相手と比較したうえで自分のことを下げてしまうことはよくあることだと思います。そんな天野が受験をきっかけに、桜木先生の手を借りて自分自身と向き合って成長する。そんな姿を皆さんに見てもらうことで、皆さんの中の何かが活性化する——そんな天野を演じられたらいいなと思っております」(加藤)
現在の受験生と未来の受験生にとっては、最新の受験テクニックを学べて「勉強するのが格好いい」と思えるようなドラマとして。かつての受験生である大人たちには、自身の人生を変えようと奮闘する学生たちから「大切な何か」を学べるドラマとして楽しめそうな、TBS系日曜劇場『ドラゴン桜』。4月25日(日)よる9時のスタートを、お楽しみに!
原作コミック『ドラゴン桜2』最新⑯巻は4/23(金)発売!
センター試験を乗り切った生徒たちは、東大二次試験対策に励む。桜木から授けられた「本番力を鍛える3ヵ条」、鍋先生からコーチされた英語と国語をともにカバーする「ABC法」など、実践的すぎる授業が次々と開催され、校内はいやがおうにも受験ムードが高まる。
そんな中、天野が続けるYouTubeチャンネルの「炎上」、両国駅前で見せた早瀬と小杉の「涙と誓い」、文転した元性悪生徒・藤井から提案された、もんじゃ焼き店での合格祈願の「決起集会」を経て、ついに二次試験が始まる。