2022年アングレーム国際漫画祭の公式作品に『ノラと雑草』『ロボ・サピエンス前史』『テセウスの船』『夏子の酒』がノミネート
21/11/26
2022年1月27~30日に開催される〈第49回アングレーム国際漫画祭〉のノミネート作品が発表され、モーニングからは、2年連続ノミネートとなる真造圭伍『ノラと雑草』(「モーニング・ツー」2018~21年連載)をはじめ、島田虎之介『ロボ・サピエンス前史』(「モーニング・ツー」2018~19年連載/第23回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞作品)、東元俊哉『テセウスの船』(「モーニング」2017~19年連載/2020年TVドラマ化)、尾瀬あきら『夏子の酒』(「モーニング」1988~91年連載/94年TVドラマ化)の計4作品が公式部門に選出される快挙となりました。
フランス南西部アングレーム市で1974年より開催されている同漫画祭は、「漫画のカンヌ」とも呼ばれる欧州最大級の漫画イベント。バンド・デシネだけでなく日本の翻訳作品も数多くノミネートされ、2004年には浦沢直樹『20世紀少年』が最優秀長編賞を、2007年には水木しげる『のんのんばあとオレ』が最高賞である最優秀作品賞を、さらに2015年と2019年にはそれぞれ大友克洋氏と高橋留美子氏がグランプリを受賞しています。
受賞結果は2022年1月26日の開会式にて発表されます。ぜひご注目ください。